甲州 わに塚の桜〜山高神代桜を尋ねて
先週末の公休土曜日を利用して
一泊二日で以前より訪れたかった山梨県韮崎市の”わに塚”の一本大桜と
北杜市の山高神代桜を尋ねて旅してきました

一日目土曜日は
京都駅8:16発ののぞみ70号で名古屋へ向かい
9分の連絡で中央西線特急しなの5号へ乗り換えて塩尻までの乗車
塩尻からは中央本線普通列車で韮崎までの乗車でしたが
この日は遠くはなれた首都圏での運行トラブルの影響でダイヤがやや乱れていました

塩尻からの電車は通過待ちや特急連絡などで結構長い時間の停車が目立ちながらも
1時間半の乗車で韮崎駅へは12:40分頃の到着でした

早速改札を済ましてタクシーでわに塚まで送って頂きました
駅からは10分くらい?¥1500弱で着く事が出来ました
ちょっと前までは知る人ぞ知るみたいな存在だったのに
近年急に名が知れるようになって人も沢山集まるようになったようです
樹齢は300年ほどでその昔王墓に植えられた3本あった桜が1本だけ残ったようです


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桜は遠くに八ヶ岳を望む小高い塚の上に枝葉を広げ花は満開となっていました

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帰りは韮崎駅まで約2〜3kmほどの道程を散策がてら歩いて帰ってくると
釜無川(富士川)に架かる武田橋から富士山が綺麗に望めました
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韮崎駅には15:20頃の到着でした

泊まりは上諏訪ステーションホテルで温泉付きのビジネスホテルです
韮崎駅からは一時間かけての移動で
甲府市内での泊まりと迷ったのですが
やっぱり温泉がよかったので時間的にはちょこっと無駄な感じもあったんですが・・
上諏訪温泉にしてよかったです

泉質がとてもよく濃い〜って感じるお湯です
宿のお風呂もこじんまりとしながらも露天風呂もあり
お湯自体も良かったのですが・・
宿の湯に入る前に夕食の店探しも兼ねて
宿から歩いて5分ほどのところに洋館作りの片倉館という
外湯というにはあまりにりっぱな公衆浴場があると調べていたので尋ねてきました

入浴料は¥500+ロッカー代¥50でした
お湯は肌にまとわりつくような湯ではないんですが・・かすかに湯の香があり
しばらく入浴しているとか〜っと火照ってくる熱の湯です
浴槽は千人風呂と称していて大きな湯船はやや深めで底には玉砂利が敷いてありました

宿の露天風呂の浴槽の底にも玉砂利が敷いてあったので
上諏訪温泉の特徴なんでしょうか・・・

片倉館に話を戻すと大きな千人風呂とは別に
4人が入れるサウナと寝湯とジェットバスを一緒にしたような仕切られた浴室があり
ここはラドン浴室?だったかな?といい呼吸からもラドンを吸入できるようにしてありました
洗い場の設えも独特の雰囲気があり
建物の外観もですが浴場全体にも文化財になるだけの個性と歴史を感じさせていました

片倉館での入浴を済ませて駅前の秋月そば本店へ
そば弁当¥1200は二重のお弁当で一盛り分のお蕎麦が一の重
二の重はサラダ・天ぷら・ひょうたん型にかたどられたご飯で結構おいしかったです
特にお蕎麦は自家製とのことで特に美味しかったです
もちろんそば湯も付いてきました!

そんなこんなで宿へ帰えり一息ついて宿の湯につかり早々に寝ちゃいました

二日目の日曜日は
朝は朝食付きプランだったので、宿のバイキングで済ましました
和食中心のチョイスとしましたが味付けは思った以上に美味しかったですね
宿を9時過ぎにチェックアウトして朝の片倉館の写真を撮り
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諏訪湖を望んでから駅へ
9:30発の電車で再び中央本線を東へ日野春駅には10:18着
降車の乗客のほとんどは神代桜が目的のようで交通の便のない場所とのことで
タクシーのりばは長蛇の列となっていました

たまたま一人でこられていた方と同乗で向かう事に
日野春駅から山高実相寺まで¥1900弱でした

さて神代桜のある実相寺についてみると大変な賑わいとなっていました
人混みにちょっとうんざりしながらも
甲斐駒ヶ岳を背後に望み八ヶ岳を遠くに望む
花咲き乱れる景勝の地にすぐに機嫌を取り戻しました
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神代桜は近年の台風で一部枝が折れてしまったとかですが
それでも存在感のある桜の古木でした

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山高地区を堪能してから”むかわの湯”まで徒歩で移動
むかわの湯は糸魚川富士川地裂帯の中でも4つのプレートが集まる中心に近いところに
湧く温泉とのこと
ただ公共の日帰り温浴施設でよく見られる泉質は良いのに塩素臭の気になる
ちょっとだけ残念感の残るお湯でした

ひと風呂浴びた後は牧原からタクシーで日野春駅へもどり
15:10発の長野行き普通列車から塩尻で特急しなの20号に乗り継ぎ
名古屋で新幹線に乗り継いで京都へは20時過ぎの到着でした


今日もまだ花疲れ&旅の疲れが抜けてません・・
でもまた花を追いに出掛けたいです〜

観光情報
韮崎市観光協会
韮崎市民バス

北杜市観光協会
北杜市民バス
by makiof | 2008-04-07 23:48 | 旅の徒然なるを


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