<一日目> 前日・前々日と飲み会が2日続きであり、当日の朝起きれるのか心配しつつも、朝6時前には目覚ましでしっかりと起床。起きてしまえば家でうだうだしているのもなんだしと京都駅に向かって走り出しました。 京都駅には思っていたよりも早く付いてしまったので、予定を繰り上げて7時ちょうどの<ひかり360>に乗って米原へ、米原からは東海道線で大垣へ。大垣からは近鉄養老線に乗り換えて揖斐駅へと向かいました。この養老線は西美濃を南北に走る、なんともローカル色豊かで良い感じの路線です。北の終着駅揖斐駅も時を経た味わい深い佇まいで写真に収めたかったのですが・・・、つぎに乗り換える揖斐川町コミュニティーバスとの連絡時間が少ないので諦めました。 電車が揖斐駅に着くと同時ぐらいにバス停に滑り込んできて客を乗せたらさっさと走り出しました。バスは揖斐川町の中心を経由し、朝の長閑な田園風景から山がちな風景へ変わると綴れ織りの峠道を登って行きます。地図上では10.8km距離的にも走ってはしれないでもない感じだったので、自走も考えたのですが・・峠の区間は道幅も狭く路面状態もKOMAには荷が重すぎるように車窓を眺めながら感じました。谷汲側に越えてしまうと直ぐに道幅も広くなり走りやすそうだったのですが・・まぁバスに乗って正解でした。バスは9時34分終点谷汲山に定時到着でした。谷汲山バス停は山門よりだいぶ手前になります。900mほど続く門前の参道の両脇は桜並木だそうでには宿屋や土産物屋が軒を並べていましたが時間的にまだ早いのか、お店も開けたて参拝客もまばらで賑やかさには欠けていたようです。 谷汲山華厳寺の山門をくぐると凛とした静けさのなかに続く石畳に苔と緑濃い紅葉が印象的でした。ありがたくも菩薩さん?が水瓶を傾けて手水を差し向けている手水舎で、手と口を清めて石段を登って行くと本堂です。歴史を感じる建物に入って行くと右手に長い列をつくっている一角があり、覗いてみると・・・ここは西国三十三カ所霊場結願の御寺、最後の御朱印を授かる為に御朱印帳や軸等を手に手に並んでいました。 そろそろ御朱印を集める旅を始めるのもいいかもしれない頃かな?なんて思いつつ山門近くに立て掛けていたKOMAを拾って参道を下り観光案内所で横蔵寺までの道路状態を聞いてみると悪くなさそうなのと、次の横蔵寺行きのバスまで一時間ほどあるので自走する事に決めて走り出しました。 補足ですが・・参道の路面は石畳というかブロックを敷き詰めた風でKOMAのちっこい車輪では結構振動をひろいますが走れない程では無かったです。ただし歩道↔車道の移動は一部段差の大きい場所もあり、かなり神経使いました。 観光案内所を出て参道を下りコンクリート製の総門をくぐり信号を右手に折れます。観光案内所から横蔵寺までは約8.6km軽い峠越えのある行程になるけど案内所の方の話では買い物チャリでも十分いけるとのこと。走る道は県道40号、暫く走る岐阜工業を横に見るあたりから緩やかに登りはじめるもトップのまま走行可能でした。上名礼バス停を見るころになるとやや高度を上げ天皇林公園あたりではローギアで、とはいってもたち漕ぎするまでもキツくはなかったです。暫く登りを我慢すると岩坂トンネルですが、このトンネル横蔵寺に向かって右手には十分な広さの歩道があんですが左手は歩くにはいいけど、とてもKOMAで走れる幅はなさそうだったので右手に渡りトンネルを・・・・トンネルに入れば下り坂と思い込んでいたらゆるい上り坂。2車線の広いトンネルに広い歩道走りにくさはないんですが・・長さを感じるトンネルでした。トンネルを抜けると広い歩道も終わったので左手に移ると今度は左手に広めの歩道が現れるんですが・・これがひどいヒビだらけでおまけにヒビから草が顔を出している・・。まぁいい感じの下り坂なんでそのまま歩道を走行、ラーニングアーバー横蔵なる元小学校で宿泊&地元産品ショップの複合施設と右手に郵便局をみると道はやや急な下り坂と変わります。この下り坂は横蔵寺への分岐まで一気に下りますが・・・・KOMAのノーマルブレーキではかなり怖いと思います。坂を下り切り橋を渡ると県道から横蔵への分岐です。分岐は右手に、道は僅かに登り坂です左手には集落が続き、右手は田んぼ長閑な農村風景・・・ちと単調ですが・・・。たらたら登って行き祠をみたら終点横蔵寺はすぐです。 つづく 10/8~9西美濃を旅してきました<文章を中心に2> 10/8~9西美濃を旅してきました<文章を中心に3> 10/8~9西美濃を旅してきました<写真を中心に>
by makiof
| 2006-10-13 00:05
| 旅の徒然なるを
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excite blogにフリーページ機能が出来ましたので、プロフィールなどを置いて見ます。 *プロフィール *持病のこと (川崎病心臓血管後遺症) *今ひととき波間を漂いし・・* 東日本を襲った大震災のTV映像は津波が街や人々の暮らしを呑み込んでゆく様を流し続けていました。 そんな時ふと感じたこのブログ名・・この時期にこの名称は多方面において微妙かなとも思ったりした時もあったのですが・・ただ今までもこの名前で来たのだし続けさせて頂きたく思います。 でもちょっと言い訳がましいのですがブログ名の由来です。 ブログを開こうと思ったとき悩んだのは名前でした。そのころ脳裏をよぎったのが開高健氏の「漂えど沈まず」という言葉。 この言葉はフランス・パリ市の紋章に帆船の絵と共に刻まれている標語 ”FLVCTVAT NEC MERGITVR” ( Fluctuat nec mergitur) 揺ゆたえど沈まず タユタエドシズマズ パリの街がパリと呼ばれる前から語り継がれる古いラテン語の標語で、大海の波涛に翻弄されれる船のように長い歴史の中で幾度となく街の存亡の危機に瀕しながらも乗り越え、その中で語り継がれたのがFLVCTVAT NEC MERGITVRの言葉だったと聞きます。 「漂えど沈まず」は氏なりの言葉に代えたもので氏はある雑誌の読者投稿型コラムをまとめた本「風に訊け」の中で人生を渡ってゆくのその本質を鋭くついた言葉ではないかと紹介しておられました。 感銘を受けたその言葉を自分なりに言い換えて”今ひととき波間を漂いし・・”としてブログ名にさせてもらっています。 設定の都合により写真の一部が表示されていないものがあります。写真をクリックもしくはタップして頂くと全体が表示されます。 ”いまなみ”のもう一つのブログ"シルバークレイな日々by 銀捻堂”です。PMC純銀粘土で作成した作品の展示ブログとなっています。こちらも覗いてください。 ・twitter上に同一アカウント名の方がおられますが当方とは無関係です。 検索
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